以下は、1年以上はなえさんを見守ってきたfor Businessプロジェクトリーダーの太田千郷さんからのレポートです。

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●先生を辞めた経験を先生たちのために

はなえさんは元小学校の先生。複雑でデリケートになる一方の子どもや保護者への対応、変化し続ける環境に激務で一度は学校現場を離れたことを「黒歴史」と言っていました。

先生時代に出会ったドリームマップは、生徒のためには良いことだとわかっていても自分では描くことができなかったそうです。

退職後、改めて自分の人生を考える中でやはり「学校」「子ども」「成長」はキーワードでした。あ、忘れてはいけない「ハンドボール」も。

ファシリテーター資格取得後、臨時の学校事務員としてリスタートしたはなえさんは勤務先の小学校に働きかけ、川崎市で初めてとなる学校ドリームマップ授業を導入！学校への思いを再認識し「教員向けのドリームマップをやりたい」という気持ちが大きくなっていきます。

●「先生」じゃない社会へのデビュー

これは先生あるあるでしょうか。

「先生しかしたことのない自分が企業人の中に入っていくのは怖かった」

2019年9月に初めてチームドリマに参加したはなえさんは企業で働いていたり、起業していたりする他のファシリテーターとチームになったときこう仰いました。

ところがその後、一念発起してfor Businessを受講。

個人向けのワンデイ・ドリームマップや他の講座であってもそこでお金をもらうこと、案件を自ら作ること。どれも心理的にはハードルが高かったそうです。

●准認定への道のり

筆記試験は一発合格だったはなえさん。早々に実技試験に臨みますが、ここからです。

一度の不合格後、補講で学びを深めますが、壁にぶつかります。夏の終わりにはお子さんの怪我も手伝って、それまで継続していた学びからひと月ほど離れました。

ご本人曰く「悶々していた」と。

そこから再度立ち上がったきっかけは、オンラインでの新たなプログラム「DCTショートワーク」。

受講者として講座を体験し、改めてご自身の「ツー（夢）」を確認。

ご自身がまさに「夢をかなえない法則」にばっちりハマっていることに気づかれます。自覚したら早速修正！

その後は地道に、ドリームマップで大事にしている考え方（Dream Creation Technology®）などのインストールを続けていく一方、様々な講座での実践も並行していかれました。

新型コロナ禍のこの1年間に、学校ドリマで10回以上教壇に立ち、ワンデイ・ドリームマップも継続開催。年始には企業ドリマのサブファシリテーターというチャンスも掴み、まさに学びと実践が融合を実現。

ここはさすがハンドボールで9回の日本一経験を持つアスリート！夢（目標）へ向かう底力を見せてくれました。

「意気揚々と先生になったのに目標を見失って辛い気持ちで学校を去った自分」を思い出すと今でも走馬灯のように巡るものがあるそうです。でも「夢をかなえるワン・ツー・スリーの法則」「夢をえがく4つの視点」で、いつからでもどこからでもまたスタートできると知ったら「黒歴史」は自分の可能性をさらに広げるチャンスに変わりました。

准認定への最終関門である実技試験でのファシリテーションは学校現場と先生たちに向けた気持ちがあふれた素晴らしい時間でした。

そんなはなえさん、3/28には「先生のためのドリームマップ講座（個人参加可）」を開催されます。先生たちが一人の人として自分らしく生きていくきっかけがこれからどんどん広がっていきそうです。

2021.03